問題
③に示す高圧ケーブル内で地絡が発生した場合,確実に地絡事故を検出できるケーブルシールドの接地方法として,正しいものは。

〔注〕図において,問いに直接関係ない部分等は省略又は簡略化してある。
答え

『出典:平成29年度第一種電気工事士筆記試験(問32)』
解説
正解は「二.」です。
この問題は高圧ケーブルに零相変流器(ZCT)を設置する時の、シールドの接地の方法に関するものです。
高圧ケーブルにおいて地絡事故が発生すると、地絡電流は遮そう層(シールド)を通って大地に流れます。よってケーブルシールドの接地方法を正しくしておかないと、正常に動作しません。
この解説については、長くなるので下記の記事を参照して下さい。
https://jinden-tool.com/zct%e3%81%a8%e9%ab%98%e5%9c%a7%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%83%96%e3%83%ab%e3%81%ae%e3%82%b7%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%89%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82/

ボルベア
地絡時の電流の流れに注目!
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