③に示す高圧ケーブルの施工として,不適切なものは。
ただし,高圧ケーブルは6600V CVTケーブルを使用するものとする。
〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。
答え
イ.高圧ケーブルの終端接続に6600V CVTケーブル用ゴムストレスコーン形屋内終端接続部の材料を使用した。
ロ.高圧分岐ケーブル系統の地絡電流を検出するための零相変流器をR相とT相に設置した。
ハ.高圧ケーブルの銅シールドに,A種接地工事を施した。
ニ.キュービクル内の高圧ケーブルの支持にケーブルブラケットを使用し,3線一括で固定した。
『出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験【午後】(問32)』
解説
正解は「ロ.高圧分岐ケーブル系統の地絡電流を検出するための零相変流器をR相とT相に設置した。」です。
この問題のポイントは、高圧ケーブルの施工についてです。
零相変流器は、高圧ケーブルを3線一括で通して設置する必要があります。よって「R相とT相に設置した」は誤りです。
ボルベア
零相変流器は3線一括で通す!
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