接地極の材料と寸法

公式やまとめ
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電気工事士試験に接地極の材料や寸法についての問題が出題されます。

この記事ではそれについてまとめます。

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接地極の材料や寸法について

接地極の材料や寸法については、「内線規程」の「1350-7 接地極」にて次のように具体的に定められています。

1.埋設又は打込み接地極としては、銅板、銅棒、鉄管、鉄棒、銅覆鋼板、炭素被覆鋼棒などを用い、これをなるべく水気のあるところで、かつ、ガス、酸などのため腐食するおそれがない場所を選び、地中に埋設又は打ち込むこと。

2.接地極の選定

前項の接地極は、次の各号のものを使用すること。

  1. 銅板を使用する場合は、厚さ0.7㎜以上、大きさ900ⅽ㎡(片面)以上のものであること。
  2. 銅棒、銅溶覆鋼棒を使用する場合は、直径8㎜以上、長さ0.9ⅿ以上のものであること。
  3. 鉄管を使用する場合は、外径25㎜以上、長さ0.9ⅿ以上亜鉛めっきガス鉄管又は厚鋼電線管であること。
  4. 鉄棒を使用する場合は、直径12㎜以上、長さ0.9ⅿ以上の亜鉛めっきを施したものであること。
  5. 銅覆鋼板を使用する場合は、厚さ1.6㎜以上、長さ0.9ⅿ以上、面積250ⅽ㎡(片面)以上を有するものであること。
  6. 炭素被覆鋼棒を使用する場合は、直径8㎜以上の鋼心で長さ0.9ⅿ以上のものであること。

3.接地極と接地線とは、ろう付けその他の確実な方法によって行うこと。

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ポイント

接地極の材料や寸法については、材料と寸法から適切か判断する問題が出題されます。また接地工事全般に関する問題で、記述の1つとしても出題されます。

それぞれの材料とそれの寸法について覚えておきましょう。

内径や外径の違いなどのいやらしい問題も出題されたことがあります。他には定められていない材料が記述されており、それが不適切の問題も出題されています。

材料の名前だけでも憶えておくといいかもしれません。

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過去に出題された問題

過去に実際に出題された年度や問題をまとめておきます。

問題の内容や解説は、リンクから各問の解説ページをご覧ください。

第一種電気工事士

2009年~2020年の間で、関連する問題は5問出題されています。

出題年度
2010年(平成22年)25
2011年(平成23年)29
2014年(平成26年)27
2018年(平成30年)24
2019年(令和1年)27

※リンクがないところは、まだ解説ページが作成できていません。もうしばらくお待ちください。

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