【2016年度】第一種電気工事士《筆記試験》問20

問題

電気設備の技術基準の解釈では，地中電線路の施設について「地中電線路は，電線にケーブルを使用し，かつ，管路式，暗きょ式又は　□　により施設すること。」と規定されている。

上記の空欄□にあてはまる語句として，正しいものは。

答え

イ．深層埋設式

ロ．間接埋設式

ハ．直接埋設式

ニ．浅層埋設式

『出典：平成28年度第一種電気工事士筆記試験(問20)』

解説

正解は「ハ．直接埋設式」です。

この問題は、地中電線路についてです。

空欄に当てはまるのは、「直接埋設式」です。「電気設備の技術基準の解釈」では、地中電線路の方式は次の3つとなっています。

• 管路式
• 暗きょ式
• 直接埋設式

管路式は、鉄筋コンクリート管、鉄管、強化プラスチック管などを地中に埋設して布設する方法です。

暗きょ式は、地中に暗きょと呼ばれるコンクリートで作られた空間に布設する方法です。暗きょを一般的には洞道とも言います。

直接埋設式は、コンクリートトラフにケーブルを収納して布設する方法です。

ポイントを押さえて覚えておきましょう。