問題
電気用品安全法の適用を受けるもののうち, 特定電気用品でないものは。
答え
イ.合成樹脂製のケーブル配線用スイッチボックス
ロ.タイムスイッチ(定格電圧125V, 定格電流15A)
ハ.差込み接続器(定格電圧125V, 定格電流15A)
ニ.600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(導体の公称断面積が8m㎡3心)
『出典:2019年度第一種電気工事士筆記試験(問40)』
解説
正解は「イ.合成樹脂製のケーブル配線用スイッチボックス」です。
この問題のは、電気用品安全法についてです。
電気用品安全法の適用を受けるものにはPSEマークが表示されています。また電気工事には、PSEマークが無いものは使用できません。
電気用品安全法の適用を受けるもので、危険性が高いものを特定電気用品として指定されています。
特定電気用品は覚えておくしかない問題ですが、全て覚えるのは得策ではありません。ポイントとして、危険性が高いものと覚えておくと問題が解けるかもしれません。具体的には直接100Vなどの電圧が加わるものです。
ボルベア
危険性が高いものが特定電気用品!
今回の選択肢では、次のように解釈できます。
合成樹脂製のケーブル配線用スイッチボックス
スイッチボックスは、スイッチを保護や固定する為のもので電圧は加わらない。
よって特定電気用品ではない。
タイムスイッチ(定格電圧125V, 定格電流15A)
タイムスイッチは時間によって電気の入切をするもので、電圧が加わります。
よって特定電気用品です。
差込み接続器(定格電圧125V, 定格電流15A)
差込み接続器は俗にいうコンセントを指し、電圧が加わります。
よって特定電気用品です。
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル(導体の公称断面積が8m㎡3心)
600Vビニル絶縁ビニルシースケーブルは電線なので、電圧が加わります。
よって特定電気用品です。
しかし電線は種類によっては、特定電気用品でないものもあります。
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