【2018年度】第一種電気工事士《筆記試験》問21

問題

高調波の発生源とならない機器は。

答え

イ．交流アーク炉

ロ．半波整流器

ハ．進相コンデンサ

ニ．動力制御用インバータ

『出典：平成30年度第一種電気工事士筆記試験(問21)』

解説

正解は「ハ．進相コンデンサ」です。

この問題は、高調波についてです。

高調波の発生源の多くは交直変換を行う機器です。交直変換とは交流を直流に変換する事です。

これは半波整流器や動力制御用インバータが該当します。また交流アーク炉も高調波を発生させる代表的な機器です。

進相コンデンサについては、発生源には該当しません。

しかし進相コンデンサは高調波を増幅させる作用があります。これを抑える為に、直列リアクトルを設置します。