【2016年度】第一種電気工事士《筆記試験》問34

2016年度
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問題

図に示す受電設備(UGS含む)の維持管理に必要な定期点検のうち,年次点検で通常行わないものは。

〔注〕1.図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。

   2.UGS:地中線用地絡継電装置付き高圧交流負荷開閉器

答え

イ.接地抵抗測定

ロ.保護継電器試験

ハ.絶縁耐力試験

ニ.絶縁抵抗測定

『出典:平成28年度第一種電気工事士筆記試験(問34)』

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解説

正解は「ハ.絶縁耐力試験」です。

この問題は、高圧受電設備の点検についてです。

高圧受電設備の年次点検は、設備を停電して行う点検を指します。

そこで行う点検は次の通りです。

  • 接地抵抗測定
  • 絶縁抵抗測定
  • 保護継電器試験

接地抵抗測定は、接地が規定値に収まっているかを確認します。

絶縁抵抗測定は、高圧回路及び低圧回路の絶縁抵抗値を測定して異常が無いかを確認します。

保護継電器試験は、各種保護継電器を試験して各値が規定値に収まっているかを確認します。

よって行われない点検は、絶縁耐力試験です。

絶縁耐力試験は、高圧受電設備が設置された時の竣工検査で行います。

ボルベア
ボルベア

絶縁耐力試験は竣工検査で行われる!

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