図は測定器の目盛板を示したものである。この測定器に関する記述として,誤っているものは。
答え
イ.この測定器は電圧計である。
ロ.永久磁石可動コイル形の測定器である。
ハ.測定器を水平に置いて測定する。
ニ.交流回路用の測定器である。
『出典:令和6年度【上期】第ニ種電気工事士筆記試験(問27)』
解説
正解は「ロ.永久磁石可動コイル形の測定器である。」です。
この問題のポイントは、測定器の扱い方についてです。
測定器の目盛板には様々な情報が記載されています。
左下にあるマークは、動作原理を示すものです。このマークは可動鉄片形を示しています。可動鉄片形は交流回路で使用されるものです。
よって「ロ.永久磁石可動コイル形の測定器である。」は誤りです。
ボルベア
マークを覚えておこう!
その他の記述について
イ.この測定器は電圧計である。
中央の「V」が電圧計であることを示しています。
よって正しい記述です。
ハ.測定器を水平に置いて測定する。
左下にある「コを90°傾けたマーク」は水平に置いて使用する計器を示しています。
よって正しい記述です。
ニ.交流回路用の測定器である。
中央のVの下にある「~」が交流回路用であることを示しています。
よって正しい記述です。
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