【2016年度】第一種電気工事士《筆記試験》問27

2016年度
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問題

使用電圧が300V以下の低圧屋内配線のケーブル工事の記述として,誤っているものは。

答え

イ.ケーブルの防護装置に使用する金属製部分にD種接地工事を施した。

ロ.ケーブルを造営材の下面に沿って水平に取り付け,その支持点間の距離を3mにして施設した。

ハ.ケーブルに機械的衝撃を受けるおそれがあるので,適当な防護装置を施した。

ニ.ケーブルを接触防護措置を施した場所に垂直に取り付け,その支持点間の距離を5mにして施設した。

『出典:平成28年度第一種電気工事士筆記試験(問27)』

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解説

正解は「ロ.ケーブルを造営材の下面に沿って水平に取り付け,その支持点間の距離を3mにして施設した。」です。

この問題は、ケーブル工事についてです。

ケーブル工事については、「電気設備の技術基準の解釈」の第164条にて定められています。

そこでケーブルの水平の支持点間の距離は、2m以下とされています。垂直にあっては、6m以下です。

よって「ロ.ケーブルを造営材の下面に沿って水平に取り付け,その支持点間の距離を3mにして施設した。」の記述は誤りです。

ボルベア
ボルベア

ケーブルの水平の支持点間の距離は2m以下!

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