問題
使用電圧が300V以下のケーブル工事の記述として,誤っているものは。
答え
イ.ビニルキャブタイヤケーブルを点検できない隠ぺい場所に施設した。
ロ.MIケーブルを,直接コンクリートに埋め込んで施設した。
ハ.ケーブルを収める防護装置の金属製部分に, D種接地工事を施した。
ニ.機械的衝撃を受けるおそれがある箇所に施設するケーブルには,防護装置を施した。
『出典:平成29年度第一種電気工事士筆記試験(問28)』
解説
正解は「イ.ビニルキャブタイヤケーブルを点検できない隠ぺい場所に施設した。」です。
この問題は、ケーブル工事についてです。
ケーブル工事については「電気設備の技術基準の解釈」の164条にて定められています。
そこでビニルキャブタイヤケーブルは、「展開した場所」か「点検できる隠ぺい場所」にしか使用できないとなっています。
よって「イ」は誤りです。
ボルベア
ビニルキャブタイヤケーブルは点検できない隠ぺい部には使用できない!
コメント