【令和2年度】第一種電気工事士《筆記試験》問36

2020年度
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問題

受電電圧6600Vの受電設備が完成した時の自主検査で,一般に行わないものは。

答え

イ.高圧電路の絶縁耐力試験

ロ.高圧機器の接地抵抗測定

ハ.変圧器の温度上昇試験

ニ.地絡継電器の動作試験

『出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験(問36)』

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解説

正解は「ハ.変圧器の温度上昇試験」です。

この問題は、受電設備の自主検査に関するものです。自主検査では、様々な試験が実施されます。

しかし記述の変圧器の温度上昇試験は、一般的に工場にて実施されるものです。現地では実施されません。

ボルベア
ボルベア

温度上昇試験は工場で実施する!

他の記述について

その他の記述について解説します。

高圧電路の絶縁耐力試験

絶縁耐力試験では、規定の電圧を印加して絶縁性能を確認する試験です。試験電圧は「電気設備の技術基準の解釈」の14条~16条にて定められています。

高圧機器の接地抵抗測定

接地抵抗測定は、接地抵抗計にて接地抵抗値を測定する試験です。「電気設備の技術基準の解釈」の17条及び24条にて、定められた値以下であることを確認します。

地絡継電器の動作試験

これは保護装置試験に含まれます。地絡継電器に試験器から模擬的に電流などを入力し、設定通りに動作するかや開閉器及び遮断器が連動して動作するかを確認します。

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