高圧受電設備における遮断器と断路器の記述に関して,誤っているものは。
答え
イ.断路器が閉の状態で,遮断器を開にする操作を行った。
ロ.断路器が閉の状態で,遮断器を閉にする操作を行った。
ハ.遮断器が閉の状態で,負荷電流が流れているとき,断路器を開にする操作を行った。
ニ.断路器を,開路状態において自然に閉路するおそれがないように施設した。
『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問20)』
解説
正解は「ハ.遮断器が閉の状態で,負荷電流が流れているとき,断路器を開にする操作を行った。」です。
この問題のポイントは、断路器の操作についてです。
断路器は電流の開閉ができない機器です。よって無負荷の時にしか操作してはいけません。
これを各記述に照らし合わせると、「ハ.」の負荷電流が流れている時に開閉したが誤りとなります。
ボルベア
断路器は無負荷の時にしか操作してはいけない!
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