【令和5年度(午後)】第一種電気工事士《筆記試験》問27

2023年度(令和5年度)午後
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問題

自家用電気工作物において,低圧の幹線から分岐して,水気のない場所に施設する低圧用の電気機械器具に至る低圧分岐回路を設置する場合において,不適切なものは。

答え

イ.低圧分岐回路の適切な箇所に開閉器を施設した。

ロ.低圧分岐回路に過電流が生じた場合に幹線を保護できるよう, 幹線にのみ過電流遮断器を施設した。

ハ.低圧分岐回路に,<PS>Eの表示のある漏電遮断器(定格感度電流が15mA以下,動作時間が0.1秒以下の電流動作型のものに限る。)を施設した。

ニ.低圧分岐回路は,他の配線等との混触による火災のおそれがないよう施設した。

『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午後】(問27)』

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解説

正解は「ロ.低圧分岐回路に過電流が生じた場合に幹線を保護できるよう, 幹線にのみ過電流遮断器を施設した。」です。

この問題のポイントは、分岐回路の遮断器の設置についてです。

分岐回路でも過電流遮断器の設置は義務付けられています。よって幹線にのみ設置した「ロ.」は不適切です。

幹線も分岐回路も過電流遮断器の設置は必須です。

ちなみに過電流遮断器は、いわゆるブレーカーのことです。

ボルベア
ボルベア

分岐回路も過電流遮断器の設置は必須!

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