【令和5年度(午後)】第一種電気工事士《筆記試験》問26

2023年度(令和5年度)午後
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問題

写真の器具の使用方法の記述として,正しいものは。

答え

イ.墜落制止用器具の一種で高所作業時に使用する。

ロ.高圧受電設備の工事や点検時に使用し,誤送電による感電事故の防止に使用する。

ハ.リレー試験時に使用し,各所のリレーに接続する。

ニ.変圧器等の重量物を吊り下げ運搬,揚重に使用する。

『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午後】(問26)』

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解説

正解は「ロ.高圧受電設備の工事や点検時に使用し,誤送電による感電事故の防止に使用する。」です。

この問題のポイントは、器具の鑑別と用途についてです。

問題の写真の器具は短絡接地器具です。

短絡接地器具は、高圧受電設備の点検時に作業者の感電事故防止の為に使用します。停電操作後に断路器の一次側に取り付けます。

電路を一括して接地へ接続することで、万が一に誤送電されても地絡するので作業者が感電する危険を防止します。

写真がモノクロで分かりづらいですが、左側のクリップ(緑色または黒色)を接地端子へ、右側の3つのクリップ(赤色)を断路器へ接続します。

ボルベア
ボルベア

短絡接地器具は高圧電路を接地に落とす器具!

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