6600V CVTケーブルの直流漏れ電流測定の結果として,ケーブルが正常であることを示す測定チャートは。
答え
『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問37)』
解説
正解は「イ.」です。
この問題のポイントは、高圧ケーブルの絶縁診断についてです。
高圧ケーブルの直流漏れ電流測定とは絶縁抵抗計で電圧を印加して、それにて漏れる電流を測定して絶縁状態を確認するものです。
高圧ケーブルは対地静電容量が大きいので、直流電流を印加した始めは大きく電流が流れますが、次第に少なくなります。
正常な高圧ケーブルは始めに大きく電流が流れて、次第に少なくなっていく測定チャートとなります。
これに該当するのは「イ.」です。
それ以外の測定チャートは様々ですが、共通して時間経過で電流が増加しているので正常ではありません。
ボルベア
正常なケーブルは始めに電流が大きく流れ、次第に少なくなっていく!
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