「電気工事士法」において,第一種電気工事士に関する記述として,誤っているものは。
答え
イ.第一種電気工事士試験に合格したが所定の実務経験がなかったので,第一種電気工事士免状は, 交付されなかった。
ロ.自家用電気工作物で最大電力500kW未満の需要設備の電気工事の作業に従事するときに,第一種電気工事士免状を携帯した。
ハ.第一種電気工事士免状の交付を受けた日から4年目に,自家用電気工作物の保安に関する講習を受けた。
ニ.第一種電気工事士の免状を持っているので,自家用電気工作物で最大電力500kW未満の需要設備の非常用予備発電装置工事の作業に従事した。
『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問38)』
解説
正解は「ニ.第一種電気工事士の免状を持っているので,自家用電気工作物で最大電力500kW未満の需要設備の非常用予備発電装置工事の作業に従事した。」です。
この問題のポイントは、第一種電気工事士の資格についてです。
非常用予備発電装置の工事に必要な資格は特種電気工事資格者です。よって「二.」は誤りです。
特種電気工事資格者は2種類あり、「ネオン工事」と「非常用予備発電装置工事」があります。
ボルベア
特種電気工事資格者の内容を理解しよう!
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