①に示すケーブル終端接続部に関する記述として,不適切なものは。
〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。
答え
イ.ストレスコーンは雷サージ電圧が侵入したとき,ケーブルのストレスを緩和するためのものである。
ロ.終端接続部の処理では端子部から雨水等がケーブル内部に浸入しないように処理する必要がある。
ハ.ゴムとう管形屋外終端接続部にはストレスコーン部が内蔵されているので,あらためてストレスコーンを作る必要はない。
ニ.耐塩害終端接続部の処理は海岸に近い場所等,塩害を受けるおそれがある場所に適用される。
『出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験【午後】(問30)』
解説
正解は「イ.ストレスコーンは雷サージ電圧が侵入したとき,ケーブルのストレスを緩和するためのものである。」です。
この問題のポイントは、ケーブル終端接続部についてです。
ストレスコーンは、遮へい層の切断点の電気的ストレスを緩和する為のものです。
雷サージによるストレスを緩和するものではありません。
ボルベア
ストレスコーンの概要を覚えておこう!
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