【令和2年度】第一種電気工事士《筆記試験》問50

2020年度
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問題

⑤で示す部分に使用できる変圧器の最大容量[kV・A]は

〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。

答え

イ.50

ロ.100

ハ.200

ニ.300

『出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験(問50)』

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解説

正解は「ニ.300」です。

この問題は、開閉器の違いによる変圧器の最大容量に関するものです。

まず設置できる変圧器の容量を決めるのは、上位の開閉器の種類です。今回の⑤の変圧器の上位の開閉器は「高圧カットアウトスイッチ(PC)」です。

高圧カットアウトスイッチに設置できる変圧器の容量は300kVA以下と決まっています。これは覚えておくしかありません。

変圧器の容量が300kVAを超える場合は、高圧交流負荷開閉(LBS)又は高圧真空遮断器(VCB)が必要です。

ボルベア
ボルベア

PCに設置できる変圧器の容量は300kVA以下!

高圧カットアウトスイッチ(PC)について、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

高圧カットアウト(PC)ってなに?
どうもじんでんです。今回は変圧器などの開閉器として利用される、高圧カットアウト(PC)についてまとめました。開閉器類は他にもLBSやVCBなどがありますが、それぞれ適用できる箇所が決められています。 その辺りを中心に解説していきます。 高圧

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