問題
同容量の単相変圧器2台をV結線し,三相負荷に電力を供給する場合の変圧器1台当たりの最大の利用率は。
答え
イ.\(\Large{\frac{1}{2}}\)
ロ.\(\Large{\frac{\sqrt{2}}{2}}\)
ハ.\(\Large{\frac{\sqrt{3}}{2}}\)
ニ.\(\Large{\frac{2}{\sqrt{3}}}\)
『出典:平成29年度第一種電気工事士筆記試験(問12)』
解説
正解は「ハ.\(\Large{\frac{\sqrt{3}}{2}}\)」です。
この問題は、V結線における変圧器の利用率についてです。
単相変圧器を用いた、三相負荷への供給の結線方法はいくつかあります。
その中で、Y結線及びΔ結線の利用率は100%です。
しかしV結線では、特殊で\(\Large{\frac{\sqrt{3}}{2}}\)となります。%で表すと86.6%です。
これはぜひ覚えておきましょう。
ボルベア
V結線の利用率は\(\Large{\frac{\sqrt{3}}{2}}\)!
V結線でこのようになる理由は下記のページをご覧ください。
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