金属管による低圧屋内配線工事で,管内に直径2.0㎜の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)4本を収めて施設した場合,電線1本当たりの許容電流[A]は。
ただし,周囲温度は30℃以下,電流減少係数は0.63とする。
答え
イ.17
ロ.22
ハ.30
ニ.35
『出典:令和6年度【上期】第ニ種電気工事士筆記試験(問8)』
解説
正解は「ロ.22」です。
この問題のポイントは、電線の許容電流についてです。
電線には種類や太さ毎に許容電流が決まっています。
しかし管内に複数本収める場合は、許容電流が下がります。これは本来の許容電流に電流減少係数をかけて求めます。
問題の2.0㎜の600Vビニル絶縁電線(軟銅線)の許容電流は35Aです。これに金属管に4本収める場合の電流減少係数0.63をかけると22Aとなります。
よって答えは22Aとなります。
ボルベア
電線の許容電流を覚えておこう!
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