④に示す高圧ケーブル内で地絡が発生した場合,確実に地絡事故を検出できるケーブルシールドの接地方法として,正しいものは。
〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。
答え
『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問33)』
解説
正解は「イ.」です。
この問題のポイントは、高圧ケーブルに零相変流器(ZCT)を設置する時の、シールドの接地の方法に関するものです。
これは難しい部類の問題です。また実務においても大事ですが、間違って施工されている場合があります。これは接地線だから、「きちんと接地に接続すればいいのだろう」という誤解からくるものと思われます。是非とも理解しておいてもらいたい問題です。
この解説については、長くなるので下記の記事を参照して下さい。
ZCTと高圧ケーブルのシールドアースの関係
どうもじんでんです。今回はZCTと高圧ケーブルのシールドアースの関係ついての記事です。これを理解していないと、地絡事故時に地絡継電器の不動作などに繋がります。 高圧ケーブルのシールドとは? 高圧ケーブルには「遮蔽層」と呼ばれるものがあります
ボルベア
高圧ケーブルのシールドの接地は大事!
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