問題
写真に示す配線器具を取り付ける施工方法の記述として,不適切なものは。
答え
イ.定格電流20Aの配線用遮断器に保護されている電路に取り付けた。
ロ.単相200Vの機器用コンセントとして取り付けた。
ハ.三相400Vの機器用コンセントとしては使用できない。
ニ.接地極にはD種接地工事を施した。
『出典:平成30年度第一種電気工事士筆記試験(問26)』
解説
正解は「イ.定格電流20Aの配線用遮断器に保護されている電路に取り付けた。」です。
この問題は、コンセントについてです。
写真をよく見ると、中央部に「30」との表記が見えます。これは定格30Aのコンセントであることを指しています。
よってイの記述の20Aの配線用遮断器で保護された電路では、容量不足です。
よって不適切です。
ボルベア
数字に注目!
他の記述について
その他の記述について解説します。
単相200Vの機器用コンセントとして取り付けた。
これは正しい記述です。
これは使用電圧が250V迄なので、単相200Vでの使用は問題ありません。
三相400Vの機器用コンセントとしては使用できない。
これは正しい記述です。
これは、使用電圧が250V迄なので使用できません。
三相400Vに対応したコンセントはありません。
接地極にはD種接地工事を施した。
これは正しい記述です。
このコンセントは使用電圧が250V迄しか対応していません。
よって接地工事はD種接地工事となります。
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