問題
架空送電線の雷害対策として,誤っているものは。
答え
イ.架空地線を設置する。
ロ.避雷器を設置する。
ハ.電線相互に相間スペーサを取り付ける。
ニ.がいしにアークホーンを取り付ける。
『出典:令和3年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問17)』
解説
正解は「ハ.電線相互に相間スペーサを取り付ける。」です。
この問題のポイントは、雷害対策の方法についてです。
相間スペーサーは電線同士が接触しないようにする目的で設置されるので、雷害対策ではありません。
ボルベア
相間スペーサーは電線同士の接触を防ぐもの!
他の記述について
イ.架空地線を設置する。
架空地線は、直撃雷から架空送電線を保護する目的で設置されます。
ロ.避雷器を設置する。
避雷器は、落雷時の異常電圧を大地に逃がす目的で設置されます。
ニ.がいしにアークホーンを取り付ける。
アークホーンは、落雷時の異常電圧からがいしを保護する目的で設置されます。
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