【令和2年度】第一種電気工事士《筆記試験》問25

2020年度
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問題

引込柱の支線工事に使用する材料の組合せとして,正しいものは。

答え

イ.亜鉛めっき鋼より線,玉がいし,アンカ

ロ.耐張クランプ,巻付グリップ,スリーブ

ハ.耐張クランプ,玉がいし,亜鉛めっき鋼より線

ニ.巻付グリップ,スリーブ,アンカ

『出典:令和2年度第一種電気工事士筆記試験(問25)』

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解説

正解は「イ.亜鉛めっき鋼より線,玉がいし,アンカ」です。

この問題の支線工事とは下記の画像の部分を指します。

巻付グリップも使用しますが、組み合わせが適切ではありません。耐張クランプとスリーブは使用しません。

ボルベア
ボルベア

各材料をイメージして覚えよう!

各材料の解説

この問題で使われている材料と場所は次の通りです。

各材料について簡単に解説します。

亜鉛めっき鋼より線

亜鉛めっき鋼より線は、支線本体とも言える鋼線です。

メッセンジャーワイヤーとも呼びます。

玉がいし

玉がいしは支線と電線が何らかの理由により接触等した時に、支線に地絡(漏電)しないように支線の中間に入れる物です。

支線を絶縁していると言えます。

耐張クランプ

配電線などで、電線を電柱に引留める為の材料です。

巻付グリップ

玉がいしに亜鉛めっき鋼より線を引留める材料です。スパイラル状になっており、そのスパイラル部に亜鉛めっき鋼より線を入れて巻き付けると固定されます。

スリーブ

電線同士を接続する材料です。

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