問題
②で示すブレーク接点は。
〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。
答え
イ.手動操作残留機能付き接点
ロ.手動操作自動復帰接点
ハ.瞬時動作限時復帰接点
ニ.限時動作瞬時復帰接点
『出典:2019年度第一種電気工事士筆記試験(問42)』
解説
正解は「ニ.限時動作瞬時復帰接点」です。
この問題は、限時継電器についてです。
問題の「TLR」は「Time Lag Relay(タイム ラグ リレー)」の略称で、「限時継電器」ともいいます。
TLRはコイルに電圧がかかってから、一定時間後に接点が動作するものです。またコイルへの電圧がなくなると、すぐに接点が復帰します。
まとめると「コイルに電圧がかかってから時間が経過して接点が動作して、コイルへの電圧がなくなるとすぐに復帰する」となります。
これを「限時動作瞬時復帰接点」といいます。
よって「ニ」が正解となります。
ボルベア
TLRは限時継電器!
ちなみに記号の「◠」の部分が、問題と逆向きであれば動作が逆になり「瞬時動作限時復帰」となります。
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