【2019年度】第一種電気工事士《筆記試験》問44

2019年度
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問題

④の部分の結線図で,正しいものは。

答え

『出典:2019年度第一種電気工事士筆記試験(問44)』

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解説

正解は「ハ」です。

この問題は、Y-Δ始動法の結線についてです。

問題の部分はΔ結線時に重要になります。Y結線はMC-1が閉になる事で中性点が繋がり、Y結線である事は簡単に分かると思います。

問題はMC-2が閉になった時のΔ結線時です。Δ結線は次のようにならないといけません。

解き方としては、「X・Y・Z」がどの相に繋がっているかを考える事です。

上の図で見ると、「XはT相」「YはR相」「ZはS相」に繋がっています。

これを問題の選択肢に当てはめると、右からきている線が上から「R・S・T」となっています。

正しい結線は、右からきている線が上から「Y・Z・X」に繋がっているものになります。

よって答えは「ハ」となります。

ボルベア
ボルベア

Δ結線の図を描いて当てはめよう!

注意としてΔ結線のパターンがいくつかあるので、必ずもこの解説の結線図に当てはまるとは限りません。

別の解き方として、結線図を当てはめて1週出来たらΔ結線と言えます。Δ結線の図を見ればわかりますが、ぐるぐると結線が1週しています。任意の相から始めて、配線を追っていき最終的に元に戻れば正解です。

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