【2019年度】第一種電気工事士《筆記試験》問20

2019年度
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問題

高圧受電設備の受電用遮断器の遮断容量を決定する場合に,必要なものは。

答え

イ.受電点の三相短絡電流

ロ.電用変圧器の容量

ハ.最大負前電流

ニ.小売電気事業者との契約電力

『出典:2019年度第一種電気工事士筆記試験(問20)』

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解説

正解は「イ.受電点の三相短絡電流」です。

この問題は、高圧回路の遮断容量についてです。

遮断器は、短絡電流を確実に遮断する必要があります。また短絡電流はとても大きな電流が流れます。その為に遮断器には遮断容量が決まっています。想定される短絡電流以上の遮断容量を選定しなければいけません。

遮断容量を決めるには短絡電流が必要です。また短絡電流は、変圧器が近いほど大きくなります。よって高圧受電設備では、電力会社の変電所に近いほど短絡電流が大きくなります。

電力会社では、各ポイントでの三相短絡容量を把握しています。これを訪ねることで、受電点での短絡電流を知る事ができます。

よって正解は「受電点の三相短絡電流」となります。

ボルベア
ボルベア

遮断容量は短絡電流以上が必要!

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