【2016年度】第一種電気工事士《筆記試験》問29

2016年度
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問題

可燃性ガスが存在する場所に低圧屋内電気設備を施設する施工方法として,不適切なものは。

答え

イ.金属管工事により施工し,厚鋼電線管を使用した。

ロ.可搬形機器の移動電線には,接続点のない3種クロロプレンキャブタイヤケーブルを使用した。

ハ.スイッチ,コンセントは,電気機械器具防爆構造規格に適合するものを使用した。

ニ.金属管工事により施工し,電動機の端子箱との可とう性を必要とする接続部に金属製可とう電線管を使用した。

『出典:平成28年度第一種電気工事士筆記試験(問29)』

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解説

正解は「ニ.金属管工事により施工し,電動機の端子箱との可とう性を必要とする接続部に金属製可とう電線管を使用した。」です。

この問題は、可燃性ガス等が存在する場所の施設についてです。

可燃性ガス等が存在する場所の施設については、「電気設備の技術基準の解釈」の第176条にて定められています。

そこでは「電動機に接続する部分で可とう性を必要とする部分の配線には、第159条第4項第二号に規定する耐圧防爆型フレキシブルフィッチング又は同項第三号に規定する安全増防爆型フレキシブルフィッチングを使用すること。」とされています。

よって「ニ.金属管工事により施工し,電動機の端子箱との可とう性を必要とする接続部に金属製可とう電線管を使用した。」は、金属製可とう電線管を使用しているので不適切です。

ボルベア
ボルベア

金属製可とう電線管の使用はダメ!

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