B種接地工事の接地抵抗値を求めるのに必要とするものは。
答え
イ.変圧器の高圧側電路の1 線地絡電流[A]
ロ.変圧器の容量[kV·A]
ハ.変圧器の高圧側ヒューズの定格電流[A]
ニ.変圧器の低圧側電路の長さ[m]
『出典:令和5年度第一種電気工事士筆記試験【午後】(問21)』
解説
正解は「イ.変圧器の高圧側電路の1線地絡電流[A]」です。
この問題のポイントは、B種接地工事の接地抵抗値の求め方についてです。
B種接地工事の接地抵抗値は、次の式で求められます。
\(R_B=\Large{\frac{V_m}{I_0}}\normalsize{[Ω]}\)
Vmは混触時の低圧側電位上昇の限度で、150・300・600[V]のいずれかとなります。
I0は高圧側電路の1線地絡電流です。
よって答えは「イ.変圧器の高圧側電路の1線地絡電流[A]」となります。
ボルベア
B種接地抵抗値を求めるには1線地絡電流が必要!
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