【令和4年度（午後）】第一種電気工事士《筆記試験》問20

問題

高圧受電設備の短絡保護装置として，適切な組合せは。

答え

イ．過電流継電器　高圧柱上気中開閉器

ロ．地絡継電器　高圧真空遮断器

ハ．地絡方向継電器　高圧柱上気中開閉器

ニ．過電流継電器　高圧真空遮断器

『出典：令和4年度第一種電気工事士筆記試験【午後】（問20）』

解説

正解は「ニ．過電流継電器　高圧真空遮断器」です。

この問題のポイントは、保護継電器と遮断器、開閉器の組み合わせについてです。

問題では短絡保護となっています。短絡時は大電流が流れるので、保護継電器は過電流継電器が適切です。

また開閉器、遮断器では、短絡電流は遮断器でなければいけません。開閉器と名が付いている機器では、短絡電流は入切できません。

よって選択肢の中では、高圧真空遮断器が適切です。

答えは過電流継電器と高圧真空遮断器の組合せなので、「ニ．」となります。