⑪で示すボックス内の接続をすべて差込形コネクタとする場合,使用する差込形コネクタの種類と最少個数の組合せで,正しいものは。
【注意】
- 屋内配線の工事は,特記のある場合を除き600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形(VVF)を用いたケーブル工事である。
- 屋内配線等の電線の本数,電線の太さ,その他,問いに直接関係のない部分等は省略又は簡略化してある。
- 漏電遮断器は,定格感度電流30mA,動作時間0.1秒以内のものを使用している。
- 選択肢(答え)の写真にあるコンセント及び点滅器は,「JIS C 0303:2000 構内電気設備の配線用図記号」で示す「一般形」である。
- 電灯分電盤及び動力分電盤の外箱は金属製である。
- ジョイントボックスを経由する電線は,すべて接続箇所を設けている。
- 3 路スイッチの記号「0」の端子には,電源側又は負荷側の電線を結線する。
答え
『出典:令和6年度【上期】第ニ種電気工事士筆記試験(問41)』
解説
正解は「ロ.」です。
この問題のポイントは、複線図についてです。
まずは複線図を描いてから、接続箇所を確認しましょう。
⑪のボックス内を考えると、左が電源側で2本きています。そして下側はコンセントが接続されています。
次に右側は換気扇が接続され、上側にその換気扇用の片切スイッチが付いています。
これらの複線図を考えると次のようになります。
- 「電源側の黒」、「コンセントの黒」、「片切スイッチの黒」が1つに接続されます。
- 「電源側の白」、「コンセントの白」、「換気扇の白」が1つに接続されます。
- 残りの「片切スイッチの白」、「換気扇の黒」が1つに接続されます。
これらをまとめると、3本用の差込形コネクタが2個、2本用の差込形コネクタが1個が必要と分かります。
よって答えは「ロ.」となります。
ボルベア
複線図から考えよう!
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