②で示すストレスコーン部分の主な役割は。
〔注〕図において,問いに直接関係のない部分等は,省略又は簡略化してある。
答え
イ.機械的強度を補強する。
ロ.遮へい端部の電位傾度を緩和する。
ハ.電流の不平衡を防止する。
ニ.高調波電流を吸収する。
『出典:令和4年度第一種電気工事士筆記試験【午前】(問42)』
解説
正解は「ロ.遮へい端部の電位傾度を緩和する。」です。
この問題のポイントは、ストレスコーンについてです。
②の部分は高圧ケーブルのストレスコーンです。
高圧ケーブルの端末部分では、遮へい層が無い部分から電気力線が発生し、それが遮へい層の端部に集中します。
このままだと絶縁性能の劣化が早まる為、ストレスコーンを設けて電気力線の集中を緩和します。
よってストレスコーンの役割は記述の通り、遮へい端部の電位傾度を緩和となります。
ボルベア
ストレスコーンの役割を覚えておこう!
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