電気抵抗R[Ω],直径D[㎜],長さ L[m]の導線の抵抗率[Ω・m]を表す式は。
答え
イ.\(\Large{\frac{πDR}{4L\times10^{3}}}\)
ロ.\(\Large{\frac{πD^{2}R}{L^{2}\times10^{6}}}\)
ハ.\(\Large{\frac{πD^{2}R}{4L\times10^{6}}}\)
ニ.\(\Large{\frac{πDR}{4L^{2}\times10^{3}}}\)
『出典:令和6年度【上期】第ニ種電気工事士筆記試験(問2)』
解説
正解は「ハ.\(\Large{\frac{πD^{2}R}{4L\times10^{6}}}\)」です。
この問題のポイントは、電線の抵抗値を求める式についてです。
電線の抵抗Rを求める式は、次の通りです。
\(R=ρ\Large{\frac{4L}{πD^{2}}}\normalsize{[Ω]}\)
この式を変形することで、抵抗率ρを求める式を表すことでができます。ただし直径の単位が「㎜」である点に注意が必要です。
\(R=ρ\Large{\frac{4L}{π(D\times10^{-3})^{2}}}\\~~~=\Large{\frac{4ρL}{πD^{2}\times10^{-6}}}\\~~~=\Large{\frac{4ρL\times10^{6}}{πD^{2}}}\\ρ=\Large{\frac{πD^{2}R}{4L\times10^{6}}}\)
ボルベア
単位に注意する!
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