長距離送電線路のフェランチ効果とは。
答え
イ.受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象。
ロ.受電端電圧が送電端電圧より低くなる現象。
ハ.受電端電圧と送電端電圧が常に等しい現象。
ニ.受電端電圧と送電端電圧が常に不安定な現象。
『出典:令和6年度第一種電気工事士筆記試験(問18)』
解説
正解は「イ.受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象。」です。
この問題のポイントは、フェランチ効果についてです。
フェランチ効果とは、受電端電圧が送電端電圧より高くなる現象です。
基本的に受電端電圧は送電端電圧より低くなります。これは送電線の抵抗などにより電圧降下する為です。
しかし軽負荷時などにおいて、進み力率となるとフェランチ効果により送電端電圧が高くなります。遅れ力率であればフェランチ効果は発生しません。
ボルベア
進み力率となるとフェランチ効果により送電端電圧が高くなる!
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